見老津へ釣行.ムギ石に上がる.釣り座は,斜めになった船着きとそこから東にある高台がある.サラシも適度に出ている高台からスタートすることにした.

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潮は東から西に流れており,仕掛けを竿1本沖ぐらいに放り込む.すると,西向きに流れていくのだが,やや潮が押してきているようで,手前のハエ根に沿って流れて行き,ハエ根にかかりそうである.高台の右手は結構ハエ根が出ており,こちらに流れたら取り込みは不可能である.そこですぐに釣り座を船着きに移動.

船着きは,右手の地方よりに大き目のシモリが入っている.そちらの方に向けて流せば,何かしら食ってくると思い,流していく.しかし,餌が取られない.仕掛けを流し始める位置をいろいろ変えてみるが,変化なし.タナについても同様.7時頃にシモリの側を深く沈めて行った時に,ササノハベラが食ってきたぐらい.今日は相当に活性が低いとみて,ハリスを1.5号に落とす.しかし,変化なし.

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すると,右手の高台の沖向きに良い感じの潮目ができていたので,そこを狙う.そうすると,餌が取られる.鈎を3号と小さくして食い込みを良くするが,一向に鈎にはかからない.

途中,弁当船が来るが,まだどこも釣れていないとのこと.しつこく高台から潮目を狙ってみたが,風が若干あって,道糸が取られることと,左右のサラシも多少影響しているのか,も一つ,潮に絡んでないような気もする.

で,また船着きに移動.高い所から確認すると,右手地方よりに二つ大きなシモリがあり,その間を狙うことにした.ちょうど沖から地方に流れており,このシモリの間を狙いやすい.しかし,何度も狙うが,一向に餌が取られない.

しょうがないので弁当を食う.昼食後,再開.しかし,潮が止まってしまい,相変わらず餌が取られない.集中力が欠けてきた時に,一気に竿元まで持っていく当たりが,合わせて体制を整えると,かなりの引き.だが,竿をたたいている.慎重にやり取りして上がった魚はサンノジ38㎝.グレではないが,今日の状況を考えると嬉しい一尾.その後,やはり同じように一気に竿元まで持っていく当たりがあり,上げてみると,サンノジ41cm.とりあえず,南紀らしい魚とやり取りできて良かった.

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その後,ササノハベラを釣った後,毎回餌が取られるようになる.浅めに釣るが,餌はウキに反応がないまま取られる.何の魚か分からないが,餌が残らない.そこで,仕掛けを張って,小さな当たりも逃さないようにしようとすると,こつこつと当たり,なかなか食い込まないので,待って待って,魚が餌を放さないのを確認して合わせを入れる.なんか軽いが魚がかかった.釣り上げたのは,15cmほどの木端グレ.

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少しポイントを休ませた後,再開.すると,こつこつと竿先に当たり.しばらく待ってから竿を引き起こすと乗った.グレらしい優しい引き.上げてみると30cmほど.これで一気にテンションが上がる.その後,同じように釣ると,次はサンノジ.で次は,グレ.そして,最後はサンノジ.この間,わずか20分.納竿間際になってようやく活性が上がった感じだ.

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14:40になり納竿.急いで道具を片付けて,迎えの船に乗った.とにかく,最後グレを釣るパターンを見つけられたのが良かった.

<釣行日>
2014年1月14日
<タックル>
竿:SHIMANO 極翔 1.2-530
リール:DAIWA Impult α 2500LB
道糸 サンライン ダイナード 1.7号,ウキ 釣研 トーナメントゼクト 0α号,ハリス 東レ スーパーL EX 1.7号, 1.5号,鈎 がまかつ 口太グレ3,4,5号
<餌>
オキアミ
<釣果>
グレ 29.5cm×2,サンノジ 41, 38, 33, 30cm前後数匹