トーナメント復帰2戦目は,音海.音海は,自分の第二のホームグラウンド.と言っても,ここも3年ぶり.1グループ11人ほどで,その中から1人だけ決勝に進める.自分は9番のくじを引き,タタミという磯に上がった.

乗船前の選手たち

沖から見たタタミ

5:45釣り開始.2時間ごとに時計回りで場所移動する.最初の釣り座は,一番左端の釣り座.手前にはオセンがいる.竿2本ぐらい沖をポイントにして攻める.遠投しすぎると,たまに良型のサヨリがいる.クーラーを持ってきてたら,間違いなくお持ち帰りするサイズ.

左端の釣り座

タナでいうと,3-4ヒロぐらいでひったくるような当たり.非常に強い引きで上がってきたのは28cmぐらいのグレ.その後は,同じタナでわずかな当たりなどを拾うが,同じようなサイズが一匹と20cm前後が3匹ぐらい.しかも,後半は沈黙.

場所交代で真ん中の釣り座に入る.前の選手が最後の10分で3発連続でかけていたので,期待が高まる.2ヒロで攻めると,いきなり良型の当たり.30cmぐらいのグレをゲット.そして,間髪入れず,また当たり.しかし,これは痛恨のラインブレーク.ウキまで全部流してしまった.ウキトリパラソルで回収にかかるが,距離が遠くて,何度も失敗.地合いを逃すわけにはいかないと思い,ウキはあきらめ.一から仕掛けを作り直す.

そして,再開.しかし,すでに地合いが終わってしまっており,餌が残る.3ヒロぐらいまで沈めて,もう一尾追加.これが,この日MAXのサイズ.30cmオーバーぐらい.しかし,この一尾が最後.その後餌が取られないと思い深くしたり,餌が取られたら浅くしていったりと,終始仕掛けをいじり尽くしたが,逆にこれがまずかった気がする.

真ん中と右端の釣り座

そして時間が来て,最後の場所.木っ端は釣れていたようなので,ここは木っ端で数を揃えにかかる.とりあえず2匹釣ったが,木っ端も浮いてきたり,浮いて来なかったりで,なかなか数が揃えられない.さきほど,仕掛けをいじりまわって,自滅した気がするので,ここは2ヒロまでの浅タナに徹する.手前のグレは小さすぎる.沖は,浮いたり,浮かなかったり.ただ,オセンの動きと連動しているので,タイミングを見計らって,パターンを探る.これで2匹追加.

最後の1時間,数を釣って,少しでも入れ替えと思ったが,その最後の1時間は,完全に沈黙.手前のマイクロ木っ端すら見えなくなった.で,タイムアップ.

帰りの船の様子

港に戻って検量すると,グループ内2位.1位は同磯の選手.良い磯に恵まれ,場所交代の順番にも恵まれたが,キープサイズを安定して釣り続けることができなかった.

キープした魚

表彰式の様子

ただ,久しぶりの音海で思うように釣れたのは満足.同磯の選手の人たちと,楽しい時間を過ごすことができた.

<釣行日>
2018年5月26日
竿:極翔’08 1.0-5.0m
ライン:サンライン ファインフロート II 1.5号 ハリス:1.2号
針:3~5号
ウキ:トーナメントゼクト 0号 Mサイズ