神戸北公園：良型のアジをサビキでゲット

子供たちを連れて，神戸北公園にサビキ釣りに来ました．子供たちには，ばりばり釣ってもらおうと思ってきたのですが，朝から北東の風が強く，子供たちは震え上がっています．「寒い．寒い．」と連発で，テンションめちゃ低いです．

朝一の地合いにせっせと釣ってもらおうと思っていたのですが，子供たちの動きがちょー緩慢(;´д｀)
これじゃ爆釣できへんやんけ~！とこっちはイライラ．．．
まあ，それでも良型のアジや，サバも釣れて，そこそこお土産はゲットできました．

二人そろっておさかなゲット！ですが，寒くて顔が引きつってます

サバもゲット

ただ，釣りをしているのは，寒くてたまらないらしく，すぐに堤防をあっちうろうろ，こっちうろうろが始まりました．

そのころにはちょうど地合いも終わったらしく，横で釣っていた常連のおじさんも，「今日は，もうこれ以上やっても釣れへんで~」と言い残して，さっさと帰ってしまいました．

餌は大量に残っているし，朝一の緩慢な釣りに不満が溜まっていた私は，ようやく竿を手にして，自分も釣ってみることにしました．

釣り始めてみると，確かにイワシがうるさい！表層に，カタクチイワシがいてアジのタナまで仕掛けが落ちません．アジのタナには，ウルメイワシが大量にいて，アジが食う前にウルメイワシが食ってきます．確かにおじさんの言っていた「今日はもう釣れへんで~」に納得しました．

サビキの全ての鈎にかかったカタクチイワシを外しリリースしていると，急に足元で「ごぼっ！」と音がするではありませんか．何かと思い，すぐに海面を見ていると，大きなスズキがどでかい口をあけて，リリースしたカタクチイワシを丸のみしているではありませんか！神戸港，あなどれませんね．めちゃ迫力がありました．

さて，釣りの方ですが，確かにイワシはうるさいのですが，恐らくアジはまだいるはず．アジとイワシは，同じようにサビキで狙いますので，同じように釣れるイメージですが，エサに対する捕食行動はかなり異なります．このブログでは詳しく書けませんが，イワシはアジよりも弱い魚で，よりまとまって行動します．

この習性を生かし，イワシをかわして，アジを狙います．そうすると，予想通りアジはいました．完全にウルメイワシを避けることはできませんが，ぽつぽつアジが釣れるようになりました．
残念ながら，マルアジが多かったですが，日が高くなってからでも良型のマアジも，ちゃんと食ってきました．

実はこの釣り方はグレ釣りではよく行う釣り方です．サビキ釣りとフカセ釣りでは全く仕掛けは異なりますが，お互いに応用できることはあります．そこが釣りの面白いところですね．

あと，イワシをうまく避けられたら，どでかいフグ（ショウサイフグ？）も釣れました．フグは可愛いからか，子供たちも喜びますね．

ショウサイフグ？ゲット！

日が高くなった後はようやく子供たちの活性も高くなったので，海面を泳ぎ回っているサヨリを狙わせました．子供たちは，見えない良型のアジよりも，見える鉛筆サイズにも満たないサヨリを釣る方が楽しいみたいですね．娘が撒餌を撒いて，息子が釣るという連携プレイでサヨリを釣りました．

最初は，フカセ釣りで狙わせましたが，どうも2号のへらすれすら飲み込めないようでしたので，サビキの仕掛けで釣ってもらいました．爆釣とはいきませんでしたが，何匹が釣れて，息子も満足したようです．

最後は釣り場の掃除をして納竿としました．

終わってみれば，大漁大漁♪

サバです

良型のアジです

帰ってきてからは，サバは味噌煮に，イワシは生姜煮と干物にしました．アジはお刺身とたたき，アジフライに．新鮮なアジの刺身は，本当にうまいですね．釣り人の特権です．

南蛮漬けです

アジのお刺身です

子供たちの大好きなサバの味噌煮です

＜釣行日＞
2015年10月6日
竿：SHIMANO HOLIDAY Short Spin 275 JX-T
竿：アルファタックル(alpha tackle) WIZZ REALITY 小継 防波堤 3号 330
リール：SHIMANO AERNOS 1500
リール：SHIMANO AERLEX 2500
道糸 ノーブランド 2.0号
仕掛け（アジ）：サビキ仕掛け スキン 5号，プラかご中
仕掛け（サヨリ）：釣研 全遊動EX 0号，自作当たりウキ，ハリス1.2号，へらすれ2号
＜餌＞
アミエビ八切り
＜釣果＞
マアジ，マルアジ 15-18cm 14匹
マアジ，マルアジ 12-15cm 50匹ぐらい
サバ 18-22cm 4匹
サヨリ 鉛筆サイズ未満：4匹
ウルメイワシ 10-12cmぐらい 60匹ぐらい
カタクチイワシ 10cmぐらい 多数（リリース）