日本グレトーナメント2018予選・田烏

実に4年ぶりのトーナメント．予選に通りたいというよりも，単に田烏で釣りがしたいというモチベーションから参加．それと，久しぶりにクラブのみんなに会いたいから．くじは2番．獅子ヶ碕の一番沖にあるヨボシという磯で降りる．田鳥と世久見の境界に位置する．

足元からどん深．船が着く方向に仕掛けを入れるが，手前に潮が押してくる．仕掛けを巻き取りつつ，手前に仕掛けを入れていく．何度やっても，全く餌が取られない．ガン玉を足し，仕掛けをどんどん入れていく．しばらくやっているとわずかに魚信．これしか解が見当たらなかったので，同じように仕掛けを入れ，道糸のスラックの変化で当たりを取る．首を振りつつ上がってきたのはチヌ．

別にグレでなくても良いので，このパターンでさらに釣る．次はさきほどよりも強烈な当たり！しかし，なんと合わせたときに高切れ．結び目から切れていた．．．4年ぶりの磯釣りで，結びが甘かったのか．．．当たり的にはグレっぽい感じ．ハリスを1.5号に結び変え，再度同じパターンで釣る．これで45cmのチヌ2匹，40cm弱のチヌ1匹，そして30cm弱のグレ1匹．いずれも明快な当たりは出ない．

手前の反応がなくなってきたので，沖の流れを釣る．潮上になるからか，木っ端グレすら釣れない．しかし，10時頃から徐々に活性が上がってきたのか，こちらも木っ端グレが釣れ出した．こいつを狙えばリミットメイクできるが，どうもそんな気になれないので，少し深めに仕掛けを入れる．ただ，これでも釣れるサイズは25cm程度．しかも，どんどん食いが浅くなる．

結局，11時半をまわり，そろそろ納竿時間．この期に及んで，仕掛けを変える．仕掛けを細く，軽くして投入．これが当たり，グレ30cm弱を追加．タモに収まった時点で，タイムアップ．

検量結果は，7匹2490g．勝負にはならなかったが，でかいチヌが釣れて大満足．しかも，ほぼ読み通り．やっぱ，磯って楽しい！

魚お持ち帰り分

一番でかいチヌ

表彰式の様子

＜釣行日＞
2018年4月22日
竿：極翔’08 1.0-5.0m
ライン：サンライン ファインフロート II 1.5号　ハリス：1.0～1.5号
針：3～6号
ウキ：トーナメントゼクト 0号