ダイワ グレマスターズ2014 関西大会(紀伊大島)に参加してきました.当日は,南海上に弱い低気圧がある影響で,ややうねりのある状態.朝から蒸し暑く,今にも雨が降り出しそう.風もそこそこあり,釣りにくいことが想定されます.参加者は85名で,このうち上位7%がセミファイナルに進めます.

大会の挨拶の様子

大会の挨拶の様子

5:45に出船.白野港を出て,手前の磯からつけていきます.自分は一番最後に,沖磯の一番樫野よりの磯に3人で降りました.磯名は不明です.

乗った磯の様子

乗った磯の様子

広い磯ですので,船着き付近に1か所,磯の南の先端に1か所,一番樫野寄りに1か所と釣り座を決めました.自分は,前半戦も後半戦も二番目の優先権で,樫野よりの釣り座に決めました.

自分の釣り座

自分の釣り座

うねりがあるため,さらしがそこそこ出ています.釣り座の左側に大きなさらしがあり,右側にも大きなさらしがあります.足元のさらしの切れ目あたりから仕掛けを入れていきますが,すぐに沖に流されていきます.

ポイントは,左の大きなさらしの壁.左の大きなさらしが払い出した沖にある潮目,右の大きなさらしが払い出した沖にある潮目の3か所とみて,そこを攻めていきます.

左の大きなさらしの壁で,イサキがヒット.しばらくこのポイントを釣ってみましたが,イサキのみ.右の大きなさらしが払い出した沖にある潮目で,木端尾長ゲット.2匹釣りました.1匹はそこそこのサイズでしたが,25cmはなくリリース.

木端尾長

木端尾長

しかし,全面さらしの釣り座ですので,撒き餌がすべて沖の潮目に流れているらしく,沖の潮目がエサ取りだらけ.どうもチョウチョウオやらハゲやらがたまっているようで,オキアミの中身のみ吸い出されています.木端尾長も結構いるのかも.

ハゲ,ゲット!

ハゲ,ゲット!

チョウチョウオ

チョウチョウオ

左のさらし周りはポイントがつぶれたので,右の大きなさらし周りを釣ります.こちらはエサ取りが少ないですが,釣れるのはイサキのみ.

再び左のさらしの先端付近を狙うと,一気にウキが沈み,竿までひったくられるあたり.竿を起こす間もなくハリス切れ.しかも衝撃でストッパーが移動し,そのストッパーの上で切れたため,なんと高切れ.ウキ回収できず...

また,しばらくイサキを狙った後,同じポイントを狙うと.同じような強烈な当たり.これはチモト切れ.ハリスを1.7号にあげると,今度は反応なし.イサキも食ってこない.

で,前半戦終了.後半も2番目の選択権で,1番目の選択権の人が磯の先端に入ったので,同じ場所を選択.

ハリスを1.5号に戻し,同じポイントを狙うと,今度はゆっくりウキが沈んでいく当たり.今度は,こちらが主導権を取り,やり取りできました.・・・が,引き方がグレじゃありません.上がってきたのは,白っぽい魚体.そうイスズミです.さきほどの2発も,おそらくイスズミの仕業でしょう.

正体はイスズミ...

イスズミ

しかし,その後強烈な北風とウネリ.そして大粒の雨.と,どんどんコンディションは悪化.とにかくまともに釣りができない.普通ならあきらめてしまうようなコンディションですが,なぜだか魚のスイッチもオン!ここから,イスズミが連発.しかし,この風,このウネリ.取り込みが恐ろしく難しい.おかげで腕がぱんぱん.

ウネリは大きくなる一方で,自分が立っている釣り座は,タモがぎりぎり届くかどうかぐらいの高い位置にあるのですが,そこまで波が這い上がってきたので,自己判断で釣り中止.納竿としました.

帰港の様子

帰港の様子

港に帰ってみると,半分ぐらいの人が検量に出してました.私は,イサキやらハゲやら,おいしい魚は結構ゲットできましたがキーパーなし.情けない限りです...

今日の釣果

今日の釣果

表彰式の様子

表彰式の様子

<釣行日>
2014年10月31日
<タックル>
竿:SHIMANO NEW極翔 1.2-500
リール:DAIWA Impult α 2500LB
仕掛け:道糸 サンライン・プロトタイプ 1.5号,ハリス クレハ シーガー1.2号,東レ スーパーL EX 1.5号, 1.7号,ウキ 釣研 エイジアLC 0α号,全遊動XA-212 0号,鈎 4,5号
<餌>
オキアミ,加工オキアミ,Gクリル,自家製ハードオキアミ
<釣果>
イサキ 24-27cm:8匹
カワハギ 22cm:1匹