アジだらけの舞鶴田井

前日から風もやみ，日本海側の波も落ちてきたようなので，若狭に釣行することにしました．しかし，それでも波はまだ高く，小橋はダメで，舞鶴田井も前日夜7時のニュースでようやく出船が決まりました．出船してみると，結構なウネリで，毛島の北側は乗れず，南側への渡礁となりました．

最後に11番に上げてもらったのですが，磯が断崖絶壁でバッカンを置くスペースがほとんどありません．釣り座は，細い通路が斜め上方向に上っていく感じで，ロッドケースなどの荷物はその通路を上がったところに置きます．キーパーバッカンに水を入れ，エサバッカンを並べて置いたのですが，そうすると上の荷物を取りに行くのに，この２つをまたいで通らないといけません．上に行くのは良いのですが，戻ってくるときは足元が見えず，めちゃくちゃ危なかったです．ここはエサ用のバッカンを置くのが限界です．

毛島１１番．上の荷物置き場から西側の眺めです

沖から見た毛島１１番です．

さて，釣りの方ですが，撒餌をせずに，仕掛けだけ入れてみるとベラ．次に撒餌を撒いて，釣ってみると20cmほどのグレ．その後は，大量のアジ．沖向きに３か所，それと右側のさらしの中と4か所ポイントを作り攻めてみましたが，どうにもなりません．撒餌の潮下もダメ，潮上もダメ，さらしの中も撒餌を撒いた瞬間にアジが寄ってきます．ムキエビなら残りますが，グレの活性が低いせいか，エサが残るか，釣れてもマイクロ木端．ポイントを３０分ほど休めてから，撒餌を入れずに再開してもアジ．このままでは，あと２時間で撒餌を使い切ってしまうのと，釣り座も危ないため，ギブアップ．9時の見回りで磯替えしました．

磯替えした先は地方のヘタという磯．渡礁して荷物を置いた岩にいたのは，なんとスズメバチ．とりあえず，それは無視してすべての荷物を置いたものの，この釣り座となる岩から退く様子がありません．そこで，しょうがなく西側の少し奥まったところに釣り座を取ることにしました．

ヘタの西向きの様子です

沖から見たヘタです

ウキはエイジアLC 0号を選択．こちらはアジもおらず，釣りになりそうでしたが，右前方からの強風と，手前にあるサラシの影響で，道糸が左にふけてしまいます．あまり糸を張らずに，ウキに任せて潮に乗せましたが，釣れるのは23cmまでのグレ．竿３本先ぐらいまでは遠投できるのですが，右前方からの風のため，それ以上は飛びません．しかし，その距離まででは，木端が上ずっており，エサが通りません．

船着きの岩に乗れたらポイントの範囲も広がり，もっとうまく仕掛けが流せるはずなのですが，スズメバチは一向に退く気配がありません．それどころか，陽が当たってきて動きが活発になってきました(TT) 船に戻るときに，あのスズメバチがいる岩に乗ることがだんだん不安になってきます．

最後は，竿３本沖にはアジが占拠してしまい，近投で勝負せざるを得なくなりました．結局時間まで，ろくな釣りができず納竿．しかも，船に帰る前に，あの岩の上に荷物を置いたら，スズメバチが荷物の上を歩きだして，最後は格闘．一発で殺せず，とんでもなく怒ったスズメバチにドキドキしました．とにかく運がなかった一日でした．

今日の釣果です．すべてリリースしました．

＜釣行日＞
2014年11月11日
＜タックル＞
竿：SHIMANO NEW極翔 1.2-500
リール：DAIWA Impult α 2500LB
仕掛け：道糸 サンライン・プロトタイプ 1.5号，ハリス クレハ シーガー1.2号，ウキ AURA アウトレット 00号，釣研 エイジアLC 0号，鈎 4,5号
＜餌＞
生オキアミ，撒き餌用オキアミ，ムキエビ，魚玉
＜釣果＞
グレ　23cm：4匹