日本グレトーナメント2018予選・田烏
実に4年ぶりのトーナメント.予選に通りたいというよりも,単に...
ブダイ(イガミ)を塩焼きにしてみました.味噌汁を作る時ほど気を使う必要はありませんが,注意点(レシピ)をまとめたいと思います.
塩焼きも魚本来の旨みを味わう調理法で,基本的には人が手を加える必要がありません.そのため,釣った直後からどのようにして持ち帰るかが勝負になると思います.
一般的な魚の持ち帰り同様に,釣ったら,即ナイフで締めます.神経と血管をぶった切り,十分に血抜きをします.ついで,鱗を取り,内臓を出します.ブダイ(イガミ)の鱗はかなり大きくて硬いので,鱗取り器は必須です.なるべく魚に直接氷がつかないようにして,クーラーに入れて持ち帰ります.
その日のうちに食べても構いませんが,1~2日置くと旨みが増します.ブダイ(イガミ)は肉がしっかりしているので,日を置くことで身が柔らかくなりすぎることはありません.
塩焼きは焼きたてを食べるのが一番美味しいですから,食事を始める時間から逆算して調理を始めます.焼き始める20-30分前に塩を振ります.大型のブダイになりますと身が厚くなりますので,置く時間を長くして,塩も多めにしてください.
焼き上げは焦げないように火の強さを調節し,身の厚さに応じて時間を調節してください.時々,コンロの中を覗いて,焼き具合を確認しましょう.
焼きあがりましたら,すぐにいただきましょう.今回は,40cmほどの大型のブダイを使いましたが,少し身が硬かったかなという感じです.それでも旨みは十分乗っていました.塩焼きにするには,もう少し小型のブダイ30-35cmぐらいが良いかもしれません.